一般的に知られているモノは風船型であり、一番古いタイプ。丸くなる風船故に顔かたちがマヌケな造りになってしまう。
最近ではぬいぐるみ型やウレタンで作られており、顔の造形もしっかりしたモノが増えている。
近年の素材ではシリコン・ラテックスや造形のしっかりしたソフトビニール製のモノはラブドールと呼ばれ、一般的な芸術作品としても取り扱われており風景写真にもしっかり服を着せたラブドールが人物像として活躍していたりする。
なお、語源は「オランダ人の妻」という意味でこの呼び方をされるのはアジア圏しかない。更に使われていたのは竹を纏めた抱き枕。…夏場は良く身体を冷やせそう。
ちなみに南極基地に向かった男がダッチワイフを持ち込んだと言う逸話から「南極1号」と呼ばれたダッチワイフが有名になり(本当の商品名は「ベンテンさん」と言うトルソと呼ばれる胴体だけの人形。評価は悪く使われずに廃棄された)、ソコから男やもめの必需品となっていった。
…しかし後に実際に南極で空気を入れたらそこから寒気を受けて空気が抜けてしまい、後年になって南極基地に持ち込んだ隊員からも「使えたもんじゃない」と酷評されている。